縦にも横にも1本にも使える鉄筋端部用の安全保護用品『抜けにくい「鉄筋安心ガード&ソフトキャップ」』をご紹介します。
【NETIS商品:QS-190053-A】
<概要>
何について何をする技術なのか?
鉄筋の先端保護や危険防止において、連続あるいは単体で突出した鉄筋先端を抜け難い構造で保護して作業員の安全を確保する用品
従来はどのような技術で対応していたのか?
鉄筋先端保護キャップ
公共工事のどこに適用できるのか?
鉄筋の先端保護や危険防止
<新規性及び期待される効果>
どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・鉄筋先端保護方法を、1本用のみから、連続用あるいは1本用から選択でき、連続用は縦にも横にも使用できるようにした。
・連続用は、ロックバンド付きにした。
・1本用は、材質を軟質PVC製(水道ホースと同じ)にした。
・連続用は幅広い鉄筋径に対応でき、1本用は2種類の鉄筋径を兼用できるようにした。
・いずれも、カラーはオレンジ色にした。
期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・鉄筋先端保護方法を連続用あるいは1本用から選択でき、連続用は縦にも横にも使用できることにより、取り付け手間を軽減できるため、施工性が向上する。
・連続用はロックバンド付きで、1本用は柔らかく密着性に優れることにより、外れ難くなるため、安全性が向上する。
・連続用はロックバンドで固定し、1本用は柔らかい素材のため、転用性に優れる。
・連続用は幅広い鉄筋径に対応でき、1本用は2種類の鉄筋径を兼用できることにより、管理が容易となる。
・オレンジ色にしたことにより、作業員への注意喚起に優れる。
<適用条件>
自然条件
特になし
現場条件
作業スペースとして、1m×1m程度必要
技術提供可能地域
全国
関係法令等
特になし
<適用範囲>
適用可能な範囲
・連続用:対応径D10~D32の鉄筋先端保護
・1本用:D13、D16、D19、D22の鉄筋先端保護
特に効果の高い適用範囲
・作業員が多い現場や狭隘な現場等、作業員の接触により保護キャップが外れ易い現場
・鉄筋端部が縦、横に連続する現場
・橋梁のブロック施工等、鉄筋組立完了後コンクリート打設までに期間を要する現場
・作業空間に向いて鉄筋のみが突出している現場
適用できない範囲
・連続用:D10未満あるいはD32を超える径の鉄筋先端保護
・1本用:D13、D16、D19、D22以外の鉄筋先端保護
適用にあたり、関係する基準およびその引用元
特になし
<留意事項>
設計時
鉄筋径が対応径(連続用:D10~D32、1本用:D13,D16,D19,D22)であることを確認する。
施工時
鉄筋先端の配列や鉄筋径に応じて、製品を選定する。
維持管理等
特になし
その他
・連続用、1本用共に10回程度転用可能である。
・在庫として、連続用:約5,000本、1本用:(D13,16兼用)約20,000個、(D19,22兼用)約15,000個程度保有。
・労働基準監督署への確認は行っている。
お問い合わせ
株式会社片岡屋 橋梁機材部
〒422-8043 静岡市駿河区中田本町64-1 TEL.054-285-3137 FAX.054-285-3160